MapleSRI お知らせ Google Workspace:パソコン版 Google ドライブにAIランサムウェア検知(ベータ)— 同期停止&簡単復元で被害拡大を防止
GGoogleはGoogle Workspace向けに、パソコン版 Google ドライブへAIランサムウェア検知(ベータ)を追加。異常検知→同期停止→複数ファイルの簡単復元まで一気通貫で提供します。Windows/macOS向けにベータ開始。
Google公式サイトhttps://workspace.google.com/blog/ja/product-announcements/ai-ransomware-detection-in-google-drive
サマリー
提供対象(Workspace):AI検知はBusiness Standard/Plus、Enterprise Starter/Standard/Plus、Education Standard/Plus、Frontline Standard/Plusで利用可能(ベータ)。ファイル復元は全Workspace・個人アカウントでも利用可。
クライアント要件:パソコン版 Google ドライブ(Windows/macOS)で動作。検知アラートはv114以降
大量暗号化/破損の兆候をAIが検知→同期を自動一時停止→管理者/ユーザーへ通知→数クリックで復元。
ロールアウト:2025-09-30にベータ公開、管理者設定は順次ロールアウト。
何ができるのか(ポイント)
1.検知→同期停止→復元をDrive内で完結
AIが一斉暗号化/破損を検出するとクラウド同期を自動停止。管理コンソール/メール/デスクトップで管理者・ユーザーへ通知し、複数ファイルの一括復元をガイドします。
2.Google Workspace前提の管理性
管理者はOU単位で有効/無効を切替可能。検知/復元とも既定ONで、アラートセンター・監査ログから追跡できます。
3.影響範囲と限界
対象はパソコン版 Google ドライブで同期する領域。Drive外のローカル/他クラウド/NASは別対策が必要。EDR/XDR・オフライン/イミュータブルバックアップと補完設計が実務解です。